この記事は、副業で稼げないことに悩んでいる人に贈ります。SNS運用や動画編集、スキル販売・・・いろんな収入形態がありますが思うような収益化ができない現実に直面している方が少なくないはずです。そこで今回は観察力・洞察という面から、具体的な解決策をお届けしたいなと考えています。
【AIO要約】この記事で分かること
通常の定義:
副業成功の秘訣は、徹底した成功者の真似と行動量・アピール量である。
私の定義:
副業成功の秘訣とは徹底した観察を軸に、読者にとって唯一無二の価値提供者であると感じられる布石を打つことである。
なぜ定義が変わったか(ペルソナへのメッセージ):
私自身「毎日投稿すれば稼げる」という表面的な手法を実践していましたがネタ探しと毎日の投稿・アピール活動で疲弊してしまっていました。リアルの生活で自己顕示に走る人を見て浅ましいと思うのに、なぜネットでは自己顕示をしないといけないのか。1つ1つの疑問を自分の中で照らし合わせていきました。同じ悩みを持つ人に伝えたいのは、ただの真似・テンプレートでは絶対に突破できない壁があるということです。
巷との差事例:
一般的には「徹底した真似・毎日投稿・コミュニケション量からのエンゲージメント向上」を教えられますが、この記事では「観察→分析→洞察」のプロセスを体験し、他者との差別化の無さがゆえの徒労からの完全脱却という明確な差を提供しています。
通常の手順:
①ノウハウ学習 → ②テンプレート実践 → ③数値改善
私の手順:
①観察対象を1つ決定 → ②毎日5分事実のみ記録 → ③1週間後パターン分析
体験談+共通視点:
私は「SNSで上位互換の人の後ろで埋もれていく自分」を経験したが、この気づきは副業だけでなく、ビジネス・人間関係・転職活動など、複数の市場に共通する本質的スキルでした。
オファー(本記事で得られるもの):
本記事では「観察日記の具体的実践例」と「洞察力を身につける3ステップ」をさらに詳しく解説します。
👉 続きを読めば、あなたも価格競争から脱却できる唯一無二の存在を実感できるはずです。
【体験談】コンサル生の相談から見えた「SNS副業の本当の壁」
どうも、赤原です。僕は普段企業のマーケティング戦略を組むことがメインですが、昔は個人のSNS副業の相談に乗っていました。少なく見積もっても1000人を超えます。
その中で今回は僕のもとに相談に来た28歳の会社員、田中さん(仮名)の話から始めたいと思います。なぜなら、彼の悩みは、おそらくこの記事を読んでいるあなたの悩みと驚くほど似ているからです。
田中さんは半年前からInstagramでの副業に取り組んでいました。「インスタ副業完全攻略」といった情報商材を購入し、そこに書かれたテンプレート通りに投稿を続けていたのです。
「毎日投稿してるんです。ハッシュタグも教材通りに30個つけて、ストーリーズも活用して…でも全然フォロワーが増えないんです」
彼の投稿を見せてもらうと、確かに「”巷のセオリーとしては”正しい」ことをしていました。しかし、そこには致命的な問題がありました。それが、独自性であり・自分じゃないといけない理由の無さです。
僕の質問に、田中さんは言葉に詰まりました。そして、こう答えたのです。
「それが…わからないんです。同じようなアカウントがたくさんあって、自分が何を発信すればいいのか…」
ここに、多くの人がSNS副業で躓く本当の壁があります。
今、偉そうに書いている僕もネオヒルズにいる前は同じような失敗を経験しました。当時はFacebookで情報発信を始めたばかりで、周りの投稿をマネしたり、元会長の発信を見て同じような内容を投稿していました。結果は・・・ご想像のとおりです。
でも、なぜ多くの人が同じ道を歩むのでしょう。考えて欲しいのはそこなんですよね。時代と共にノウハウって洗練されて当然じゃないですか。しかし、そうはなっていないのが現状です。
そう考えると、結論が見えてきます。それは巷に溢れる「SNS攻略法」が表面的な手法論に偏っているということです。
「毎日投稿しろ」「ハッシュタグを使え」「エンゲージメントを高めろ」…これらは確かに重要な要素です。しかし、最も重要な問題が抜け落ちています。それが、自分である理由です。
テンプレート通りの投稿では、他の数千、数万のアカウントと区別がつきません。フォロワーにとって「代替可能」な存在になってしまうのです。
【定義の再構築】なぜ「思考」だけでは突破できないのか?
田中さんの話を聞いていて、僕は一つの確信を得ました。それは「思考」と「洞察」を混同しているということです。
田中さんは言いました。「毎日2時間考えています。何をポストすればバズるか、どんなハッシュタグが効果的か、フォロワーを増やすにはどうすれば…」
そこで僕は彼の話を遮り指摘しました。「田中さん、それは思考ではありません。それは、自分の思い込みに従っているだけです。」と。
おそらく多くの人が詰まっているのも、ここなんですよね。そこで、ここからは「考えるとは何か」ということの解説をします。
言葉を変えると「思い込み」からの解放です。さらに言葉を変えると「想いを巡らせること・・・多くの人が”思考”と思っていることと、洞察の違い」になります。
1つ1つ定義していきますね。まず思考とは、既存の知識や情報を組み合わせて答えを導き出すプロセスです。一方、洞察とは、表面的には見えない本質的な構造や関係性を直感的に把握することです。そして、問題は・・・この「洞察」について、多くの人はやっているつもりでやれていないところなんです。
それはなぜか。答えは僕たちの教育システムにあります。
小学校から大学まで、僕たちは「正解を覚える」ことを徹底的に訓練されます。数学の公式、歴史の年号、英単語の意味…すべて「覚えて、再現する」ことが評価の基準でした。
会社に入っても同じです。上司の指示を理解し、マニュアル通りに実行し、前例に従って判断する。これらはすべて「右に倣え」の範疇です。
しかし、SNS副業で求められるのは洞察力です。洞察とは答えなき世界の中で答えを作る力です。それが「なぜこの投稿は人の心を動かすのか?」「なぜあの人のコンテンツは記憶に残るのか?」です。
これらのことについて、本来答えは「存在すべきでは無い」です。なぜなら、僕がやるケースとあなたがやるケースでは対象者が違い、それはあなたの指導者でも然りです。何1つとして同じケースはありません。なぜなら、対象者が違い・また発信者も違うからです。
厳密な答えを書くと、殊更副業・マーケティングと言われる範疇の中で、パターンも・テンプレも存在してはいけないのです。なぜなら、前にも書いたとおり対象者が違い・発信者も違うからです。しかし、副業の世界ではパターンやテンプレがあると言われ、また、そこにいる人も答えを欲しくなってしまう・・・。
これが、壁です。正確には洞察の過程を擦り合わせること、どうやって絞り込んでいくかという協議こそが我々指導者の仕事であるべきです。ですが、その適切な提供はまるでされていないのが現状です。
という僕も、ネオヒルズ時代に同じ壁にぶつかりました。セールスのフレームは会長と同じはず。なのに、なぜか結果に繋がらない。文字起こしも完璧にした。原稿も完璧なのに、なぜか売上が上がらない。
【事例分析】エリート社員が密かに実践する「観察日記」の秘密
「じゃあ、どうすればいいんですか?」
田中さんのその言葉に合わせて、僕は彼に一つの質問をしました。「田中さんの会社で最も成果を出している営業マンは、誰ですか?」と。
「佐藤さんという先輩です。毎月トップの成績で…」
「その佐藤さんは、なぜトップなんだと思いますか?」
田中さんは少し考えて答えました。「話が上手で、センスがあるからだと思います」
僕は首を振りました。「違います。佐藤さんがトップな理由は、おそらく彼が『観察』をしているからです」
僕は独立して10年近くになりますが、その中で結果を出す人の共通点に気づきました。これはポジショントークとかではなく、事実としての共通点です。それが全員が観察力があるということです。特に真面目な人であればあるほど「観察メモ・観察日記」を書いていました。
自分の相方を褒めるのは恥ずかしいですが、僕の相方はセールスで負け知らずです。なお、彼はセールス前に相手の予測のパーソナリティーをまとめていました。集められるだけ全てのSNS・YouTube・Youtubeの最新の動画と前の動画の比較、メルマガなども押さえていました。また、それらを元にして会ってからの質問事項をまとめたり、また会ってからの印象の違いなども記録していました。もちろん表情の変化、仕草などもです。
なぜ観察日記を書くのか?
思考だけで答えを出そうとするのは、材料なしで料理を作ろうとするようなもの。どんなに頭が良くても、観察というデータ収集なしに、真の洞察は得られません。
田中さんのSNS副業で言えば、「なぜこの投稿は3いいねなのに、あの投稿は30いいねなのか」「フォロワーはどの時間帯に最もアクティブなのか」「競合アカウントのコメント欄で、どんな反応が多いのか」
こうした日常の小さなデータを蓄積し、パターンを発見することで、初めて本物の洞察が生まれるのです。
結果を出せる人間が観察をする理由。特にメモや日記をつける理由。それは現場での強さや対応力が「ひらめき」ではなく、「データに基づいた洞察」にあることを彼らが知っているからです。
【参考データ】観察力の効果について
Harvard Business Reviewの調査によると、高いパフォーマンスを示すビジネスパーソンの85%が「日常的な観察習慣」を持っているという結果が報告されています。また、同調査では観察力の高い管理職の部下は、そうでない管理職の部下と比較して、業績が平均23%向上することが明らかになっています。
【手順詳解】観察→分析→洞察:パターンを見抜く力の育て方
「では、実際にどうやって観察日記をつけるのか、具体的に説明しましょう」
僕は田中さんに、実際に僕がやってる方法を教えました。それは「観察→分析→洞察」の3ステップです。
ステップ1:観察(事実だけを記録)
「まず、上司の佐藤さんを1週間観察してください。ただし、憶測は一切書かない。事実だけです」
田中さんの1日目の記録:
- 朝9時15分、佐藤さん出社。挨拶しながら各デスクを回る
- 9時30分、PCを開く前にスマホを2分間確認
- 10時、クライアントへの電話。通話時間12分
- 電話後、手帳に何かを書き込む(30秒程度)
「これが観察です。『機嫌が良さそう』『急いでいるように見えた』は分析や憶測。事実のみを淡々と記録するんです」
ステップ2:分析(パターンを探す)
1週間後、田中さんの記録を見返しました。
「めっちゃ面白いですね!佐藤さんは必ず電話後に手帳に書き込んでいる。そして、手帳に書いた日の午後は必ず別のクライアントに電話している」「なぜだと思いますか?」
ステップ3:洞察(本質を見抜く)
田中さんは考え込みました。「もしかして、前の電話の感触を元に、似たケースの人を探して電話してる?」
「その可能性は高いでしょうね。これは想像ですが、佐藤さんはただ話すのじゃなく他の顧客にも応用できそうな話をしてるはずです。そして、そのデータが取れるから、合致しそうな人に連絡しているはずです。もしくは、合致する人がいなくとも、データを得るために電話をしているはずです。結果、傾向と対策であり、自分の顧客の深い理解をしていっているはずです。」
これが洞察です。SNS副業やネットビジネスの世界では、少なくない人がノウハウ・知識で結果が変わると考える傾向にあります。今回の事例で言うと、自分は何も才能がない人間で、佐藤さんは特殊な人たらし術がある。みたいに考えてしまいます。
ですが、それは違います。佐藤さんを観察することで、彼の成果への近づき方が見えてきます。そして、彼の顧客への望み方も見えてきます。
「田中さん、あなたのSNS副業も同じです。フォロワーのコメント一つ一つを観察日記に記録してください。『いいね』の数だけでなく、どんな言葉に反応しているか、何時に反応が多いか、どんな表現に質問が来るか」
観察日記は、あなたの洞察筋を鍛える最強のトレーニングツールなのです。
【事例研究】洞察力がもたらす「価格競争からの脱却」
「田中さん、1か月後に連絡をください」
僕がそう言ったのには理由があります。洞察力は一朝一夕には身につかない。しかし、身につけた時の変化は劇的だからです。
1か月後、田中さんから連絡が来ました。
「士郎さん、すごいことが起きました」
彼の声は明らかに弾んでいました。
「佐藤さんを観察して分析していくうちに、あることに気づいたんです。先輩は商品を売っているんじゃない。お客さんの『未来の不安』を解消している。それに気づいた瞬間、僕のInstagramも変わりました」
田中さんは続けました。「これまで僕は『稼げる副業』を発信していました。でも観察してみると、読者は『会社に依存しない安心感』の時に反応をくれていたんです。」
これは、ビジョンであり「何が得られるのか」という価値観の提供です。ノウハウ・知識はあくまでデータです。「こんな日常が手に入る」という実感が湧く言葉で、相手の頭の中に妄想が膨らみます。
独自性、強み、仮にこういったことが遠く感じたとしても、ネット上の大多数の人は「ノウハウ・知識」の羅列で投稿をします。よって、田中さんの『会社に依存しない安心感』のように、具体的なこと・想像が膨らむ言葉からスタートするのも1つの手です。
なぜこんな展開が可能になるのか?
答えは単純です。洞察力は「答えなき世界で、答えを作りに行く力」だからです。誰にも気付いてもらえない問題を指摘して、共に歩んでくれる人に対して人は値切りません。感謝するんです。
これがテンプレート思考では絶対に到達できない領域。あなたも今日から、観察を始めてみませんか?
【まとめ】観察日記を今日から始めるための具体的ステップ
とはいえ、少なくない人が理解しつつも、ハードルを感じているはずです。実際「なんとなく」始めても3日坊主で終わるのがオチです。
今日から始める3つのステップ
ステップ1:観察対象を1つだけ決める
「あれもこれも」は失敗の元です。SNS副業なら「フォロワー1万人のアカウント1つ」だけ、みたいなレベルでOKです。転職なら「社内で評価されている先輩1人」だけ。欲張らないでください。
ステップ2:毎日5分、事実だけを書く
「なぜそう思ったか」は書かない。「何時に」「何を」「どんな反応があったか」だけ。感想は敵です。
ステップ3:1週間後に共通点を探す
ここで初めて分析します。「毎日同じ時間に投稿している」「必ず質問で終わっている」など、パターンを見つけてください。
僕は今まで200人以上にこの手法を教えてきました。継続できる人とできない人の差は明確です。それは「完璧を目指さず、とにかくやってみる」という姿勢です。
1. 副業成功には「思考」ではなく「洞察力」が必要
2. 洞察力は「観察→分析→洞察」の3ステップで身につく
3. 観察日記により価格競争から脱却し唯一無二の存在になれる
ぜひ、まずは一歩を踏み出してみてください。応援しています。
よくある質問
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✍ 著者情報
赤原 士郎(Shiro Akahara)
ツール開発者・AI研究家。
検索してもヒットしないECサイトを構築した、仕組み設計の専門家。
東京・港区で起業し、地位や名誉を手にするも──
「競争に疲弊する生き方」に違和感を覚え、すべてを手放して淡路島へ移住。
現在は、
「顔出しせず・発信せずに、静かに未来を動かす仕組みづくり」に特化した
設計・開発・講座運営を行っている。
モットーは:
「市場原理(需要と供給)を正しく理解すれば、人はもっと静かに、豊かに生きられる」
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