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コラム

インターネットに国境が生まれる未来、どう生きるか?

普段僕らが自由につかっているインターネット、これに国境ができるとしたら、あなたはどう生きますか?

今は基本的にはどの国のどんなサイトにもアクセスできて、世界中の知りたいことが無料でしることができますが、ここに国境ができて、情報の制限や規制がかかる未来がすぐそこにきています。

中国はすでに金盾というシステムをつくっていて、そこで国民がアクセスできる情報を規制しつつ、ソーシャルスコアなどをつけて管理しています

ロシアもそれを追うように、似たような仕組みを構築中。

「日本はそんなことしないでしょ」

そうとも限りません。

インターネットに国境がない方がおかしかった

僕らの生きている世界には、何においても明確な境界線があります

  • 国境
  • 領海
  • 領空

など、実際そこにあるはずのない線をつくることで、国が存在し、分断されているわけです。
でも実際には国境に行っても物理的な壁はないし、空にもそれはありません、でも、明確に境界線という概念がそこにあります。

個人レベルでも、パーソナルスペースと呼ばれる領域があり、実際に線があるわけではないけど、そこには境界があります。

でも、ネットだけそれがなかったんです。
世界中でフルオープンで、誰でもアクセスできる。
これって、便利ですが不自然なんですよ。

だって、何にでもアクセスできてしまうなら、そもそも国境とかそういうラインってなに?って話。
情報はガバガバでいいのって話じゃないですか。

なので、今後例えば時代が不景気などできな臭くなるほどに、ネット上に国境が敷かれる可能性が高くなります。

そうなったとき、どういう規制があるのかはわかりません。
あくまで外国からアクセスできないようにするだけなのか、はたまた国民に対しての情報統制的な規制がかかるのか?

インターネットに国境ができるとこうなるって予想

これは僕の予想ですが、ネット上に国境ができた場合、どうなるかをまとめます。

徹底管理社会になる

これはブロックチェーンがより一般化すればさらに加速するはずです。

中国のようにソーシャルスコアをつけて、それをブロックチェーンで保存する。
ブロックチェーンは相互監視ができるので1人1人が誰かを監視できます。

さらに国からは情報規制がされ「なににアクセスできるか」が一方的に決められる可能性が。
もし違反すると、それがブロックチェーンに登録されてしまうなど、徹底された監視が行われ、それによって、いつのまにか犯罪者…みたいな社会がくるかもしれません。

または中央の作ったビッグデータにより、その人に合った人生がl決められるようになるかも。

これは以前あった「PSYCHO-PASS」というアニメのシビュラシステム的なものですね。

監視の裏を書くダークウェブ的なのが台頭する

今でもダークウェブはありますが、それがより利用者が増えるかもしれません。

監視や規制が厳しくなると、例えばアダルトサイトなどもアクセスできなくなる可能性があります。
今でこそ、海外のそういう無料サイトにアクセスできますが、それがなくなると単純に困りますよね。笑

あの世界は確かに際どいですが、需要はとてつもなく大きいので、そういうサイトが見れなくなった場合、抜け道を探す人は少なくともでてくる。

その世界では、それらのコンテンツはいわゆる「裏コンテンツ」となるわけですが、それにアクセスできるネット環境ができるかも。

ダークウェブほど違法性はないけど、サーフェス(表層)ウェブとダークウェブの間の階層っていうか。
もっといえば、ディープウェブとダークウェブの間の階層というか。

戦後日本で言う闇市的なウェブ階層は、間違い無くできると思います。

プライベート・インターネットができる

これは5Gができたり、今後よりインターネットの仕組みが発展すれば、プライベートなインターネットが作れるかもしれません。

インターネットの世界の日本の中に、自分だけのテリトリーができるイメージです。
日本という国境に囲まれた国の中に、〇〇地方があり、〇〇県があり、〇〇市があって…というように、日本のネットという土地の中に、自分の土地をもつことができるかも。

そこでは、その主が許可した人だけがアクセスでき、そこでしか閲覧できないネット上のコンテンツがある。

それを閲覧するために課金が必要だったり、またはフレンド登録が必要だったり、今で言うSNS的なものを各自が持てるようになるかも。

今も、オンラインサロンなどのコミュニティはありますが、そういうのをインターネットという世界の中に作れるイメージですかね。

そういう「閉ざされたネットの中のさらに閉ざされたネット」がたくさんある社会になるかもしれません。

国境あるインターネットの世界でどう生きるか?

結論からいえば

  1. 「自分の経済圏」を作れるようにしておくこと。
  2. インターネットに頼らずとも生きていけるようにすること

ですね。

インターネットに頼らず生きていく準備を

今は誰しもがネットに依存しています。
物を買うにも、なにかを調べるにも、サービスを受けるにもすべてネットを通しているはずです。

でもインターネットは、自分の所有物でもなく、実態もなく、国や支配者によってどうとでも操作されてしまいます。

そこに依存するのって、普通に考えたら怖くないですか?

今はビジネスするのも、インターネットビジネスが人気ですが、そもそも大前提としてネットでそれができなくなったら、ブロガーやアフィリエイターはどうするんでしょうか。

ネットでしか価値提供ができないということは、ネットがなくなれば無価値ということ。
それって不安定じゃないでしょうか?

でも、ネットがなくても明確な価値提供ができる人の場合は「ただネットというサービス提供の場」がなくなった。それだけです。

今後は、インターネットでなにができるか以上に、リアルの場でなにができるかを意識すべきです。

なんか時代がもどった感じがしますが、この世にはホメオスタシスがあります。
ネットがここまで一気に波及したら、それの揺り戻しがあるのは自然な話です。

自分の経済圏をもつ

今は誰かが用意した大きな経済圏の中で‘、日本円(法定通貨)をつかって、生きるための糧を得てますよね。

これを自分で作るということです。

自分のコミュニティの中に、農家がいて、電気作れる人がいて、食肉加工ができる人がいて…その経済圏の中だけで今やっている暮らしが成立するようにするってこと。

これができれば、仮に資本主義が機能しなくなっても、生きていけますよね。自分の経済圏の中で助け合えばいいわけで。
そこに独自の仮想通貨を流せば、その経済圏では貨幣経済も成り立つわけです。

これがあると、時代の変化が怖くなくなります。
自分で作るのが1番いいですが、そういうのを持っている人の経済圏に入るのも手です。

ただ、明確にその経済圏での役割が必要なので、そういう意味でも『リアルでなにができるの?』という視点は持っておくべきです。

インターネットに国境ができるまでに、ネット離れをしよう

一度境界ができれば、それはどんどん細かくなり、分断されていきます。

国ベースでも、他国のアクセスをゆるさないネット鎖国が起きれば、他国へアクセスできるのはリアルの場だけになります。

インターネットを利用するのではなく、縛られている人の多い現代人は、ネットが今のように使えなくなったらとても生きにくくなるはず。

ほんの十数年前は当たり前だった『リアルな世界』に、今一度目を向ける必要があると思います。

じゃあ、赤原は何やってんの?ってなると思います。ぼくの対策はこちらです。