自分の人生の舵取りをしていく中で、いわゆる『人生設計(計画)』的なものを作る人は多いと思います。
Plan→ Do→ Check→ Actの 4段階を繰り返すことによって、継続的に改善すること。PDCAサイクルは、主に日本で使われ、Aのみが名詞のActionといわれる
まあ、本でもよく言われていることなので、聞いたことある人は多いのではないでしょうか?
ちなみに僕も、3年ほど前にホームレスになってから、このPDCAを意識して、3年たった今はヨーロッパのとある王族から騎士の称号をいただくことになったり、大物アーティストと仕事をすることなったりなど、人生の大変革をしてきました。
(騎士の称号については、調べてみると錚々たる方々がもらっているものだとわかります)
そんな僕からすると、世の中の多くのひとのPDCAの回し方は「間違っている」と思います。
この記事では、人生を本当に変えるためのPDCAサイクルの回し方をお伝えします。
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目次
【結論】人生を変えたいなら、PDCAのうちのP(計画)にこだわれ
計画こそすべて、です。ここを間違えると、あとのDCAもすべて間違います。
これを聞くと、勉強熱心なあなたは、
「え、俺が聞いたのだとD(行動)が大事だったけど…」
と思うかもしれません。
でも違うんです。
計画を立てることこそ、超絶重要なんです。
最近はDCPAなどと言われてるけど…
最先端のビジネス書などでは、まず行動するという意味で、上記の順番こそ最適だ!と言われています。
たしかに、特に日本人は『行動しない』習性が強いです。
最終的には行動しないと何も起きないので、行動を最優先とするのは間違ってないです。
でも、よく考えてみてください。
その行動が致命的に間違っていたら?
例えば、あなたが事業家になろうと考えてるとします。
「よし!この事業は絶対いけるから1000万円借りに行こう!」
っていう行動は、果たして論理的にイケてるでしょうか?
借金で苦しんだ身としては「うーん…」ってなります。笑
たしかに行動力凄まじいタイプの人もいますけど、彼らは同時にP(計画)もしてるんですよ。
行動すればいいって考え方は、改善しがたい状況に陥る可能性もあるのでおすすめしません。
『なんのために』やるのか?を決めるのはPDCAのどれ?
そもそも、計画が大事だと僕がいうのは『その意思決定の理由』がPの範囲だからです。
そして、人生におけるPDCAのPは、あなたの人生の設計図そのものであり、そのあとの行動の羅針盤にもなります。
この『人生のP』がないと、仕事や恋愛その他もろもろの細かいPDCAすべてが、無鉄砲になる可能性がありますよね。
あなたがお金を稼ごうとしてるとします。
そのためにPDCAを組んでいるとします。
でも『そもそもなぜお金を稼ぐの?』という話です。
周りの意見に流されてませんか?
お金を稼げば幸せになれると勘違いしてませんか?
どうしてその稼ぎ方をしようと思ったんですか?
恋愛でも同じです。なぜその人にするんですか?
人生のPDCAのPは、人生の選択を間違わないための指針
いい人生をつくるためには、人生の軸を作る必要があります。それが、人生のPです。
ここが間違うと、選択の軸ぶれてしまい、数年経った後で「こんなはずじゃ…」ってなります。
そういう人を多くみてきました。
だから、僕は、人生を立て直そうと思った時に、行動したい欲を抑えて、ここを綿密に練りました。
そのための3要素がこちらです。
関連記事:理想の未来を創るために意識すべき3つのこと【予想外です】
つまり、あなたの美学や哲学などに根付いた『人生のP』をつくる必要があります。
ここの作り方は、超絶シンプルです。詳しくはまた別記事でもまとめようと思いますが、端的に言えば、
『どうありたいか?』
です。
その問いに、いくら時間を使っても構わないので、向き合い続けることです。
ありたい姿になるために、なにをどうやるべきなのか?
という順番で考えましょう。
僕の失敗談を書きます
とはいえ、僕も数年前はこんなことを考えてませんでした。
仕事をやめるために、お金稼ぎに走り、お金を稼ぐために、ネットワークビジネスや情報商材の世界に足を踏み入れました。
理由は簡単。儲かりそうだから。
実際儲かりましたが、その先にあったのは強烈な虚無感です。
関連記事:お金稼ぎ教の先にある虚無感【億稼いでも幸せになれない】
「あれ?こんなことしたくて会社辞めたんだっけ?俺の自由ってなんだっけ?」
こんな状態になりました。
まさに人生のPがなかったがための迷走ですよね。笑
僕のありたい姿は、お金を稼いでる成金ではなく、もっと別の姿でした。
今こそそういう自分に近づいてきてますが、あのまま走ってたら、今ごろどうなってたか考えると怖いです。
僕の知り合いの失敗談を書きます
僕の知人、というか友人と言った方がいいかもしれません。
割と流れに身を任せてるというか、理知的にみえてかなり勢いで行動するタイプの20代の男がいます。
その人は僕の人生を立て直す、入口みたいな存在だったんですが、彼は人の人生においてはすごく慎重なのに、自分の人生はかなり行き当たりばったりなんです。
勢いで会社をやめて、独立し、そのままノリで収益化に成功して6年経ち、その間に離婚して、その数年後にはまた別の人と子供を授かって、でも3年ほどしてセックスレスになり、家族中が悪化…でもなんだかんだ一緒にいて、今はフリーランスに疲れて小説を書き始めた…みたいな。
まあ、いい反面教師です。笑
ただ、そんな彼も去年くらいまで「まじで俺は俺がなにしてーのかわからん。なんもやる気でない」と闇落ちしてました。
やりたいこともなく、でも金稼ぎに魂を売ることもできない。そんな半端な状態が2年ほど続いてました。
これも、よくよく考えてみると「人生のP(計画)」が明確でなかったからでしょう。
今は彼も、どうありたいか?が定まり、リセットしてその道へと歩んでるわけですが、彼はこういってました。
「なんでもっと早くちゃんと自分と向き合わなかったんだろう」
と。
人生のPDCAのPを間違えると、時間をムダにする
10代のころから「こうありたい。こうなりたい」というものがある人は、とても恵まれています。
早い時期に、人生のPが決まってるので、あとの時間はそこにフル投入できるからです。
でも、なんとなくレールを歩んできて、それなりに時間を使って、30歳間近で「あれ?」とか思い出す僕らのような人間には『時間』がそこまでありません。
仕事や家族がいれば『自分だけの時間』というのは相当なくなります(例の友人がそうです)
無鉄砲に歩んでいたら、10年経ちました…なんてことは、割と現実的な話。
そのときに「あれ?なんか違う」となっても、10年間の時間は戻りません。戻せません。
歳をとれば思考力も体力も基本的には落ちます。病気リスクも高くなります。
10代の1年と、30代の1年では重みが違うんです。
だからこそ、急がば回れです。
今すぐなんかしたいって気持ちをグッと堪えて、1年かけてもいいから「人生のP(計画)』をしっかり練りましょう。
あとの行動はすべてそれからです。
間違った選択と行動をしてる時間的余裕なんて、僕らにはないんです。
間違えないために、最初に『軸』を決めておきましょう。
なお、冒頭にも書きましたが、この「軸」の話であり、どこに向いて生きていくのか。その実践版が、ぼくのメルマガです。メルマガでは、世界でぼくしか語れない「外見不要、才能不要、実績不要、軍資金不要」で未来を作っていく内容を語っています。
すでに、ぼくが自分で実験した内容です。こちらから見れます。