突然ですが、メンヘラ化の原因ってなんだと思いますか？
僕からすると、全世界の人間が全員メンヘラに見えるわけですが。人類総メンヘラ時代とでも言わんばかりに、みんな病んでますよね。
でもじゃあ、なんでみんなメンヘラになるの？って話ですが、これ、明確な原因があります。明確な原因があるので、逆に言えば、明確な解決策も対策もあるわけですけど。
この記事では、それを書いていこうと思います。
目次
メンヘラの原因は、固執感情だった
人間にはみんな陰の感情がありますよね。
- 怒り
- 悲しみ
- 妬み
- 嫉み
などなど。これはあって然るべき感情で、古来より人間が「生物として行き残るために」もってきた重要な感情です。
生存本能が刺激されたりすると、人間は感情的になり、陰の要素が強くなります。
最近のコロナなどの影響で、人間の愚かさがでてるのはそういうこと。
でも、その中でも、メンヘラ化に関係するのは「固執感情」なんです。固執するから、執着し、その対象のためならなんでもするようになるわけです。
固執感情がいきすぎてメンヘラ化した例
2つほど固執感情によってメンヘラ化した例をだします。
恋愛に固執したせいでメンヘラ化
まあよくあるパターンですよね。
相手に期待だとかリターンを求めすぎて、固執し、執着し、依存し、果てはストーカーになったりして事件を起こす。
軽症だと「別れたくない！なんでもするから」みたいな状態ですが、これも固執ですよね。
だって冷静に考えれば、異性なんて国内ですら5000万人いるわけで、今目の前にいる人が、本当に自分の人生を捧ぐに値するのかわかんないじゃないですか。
でも、残りの4999万人ではなく、目の前の、たった数年共にしただけの相手に固執する。
お金に固執しすぎてメンヘラ化
これは恋愛とは違って、隠れメンヘラって感じですかね。ぱっと見はメンヘラ感だしてこないわけで。
でも資本主義の世の中、お金に固執するのはわかります。でも、固執する故に、
- 情報商材とか
- 詐欺とか、
- 他人を蹴落としたりとか、
「そんなことする？」って方法に手を染めてまでお金に固執し、うん億円稼いでもそれに固執する…って人は実はいっぱいいますよね。
僕も以前はこれに該当してたような気がします。
でも、お金なんて正直、生活できるくらいあればいいわけじゃないですか。まったく蓄えもないのもダメですけど、貯金が500万円くらいあると、全然変わるし、それってやれば誰でも到達できるレベル。
これで十分幸せになれるのに、いつまでも金に固執するのは、それはもう立派なメンヘラですよね。
固執からのメンヘラ化の決め手は「サンクコスト」
サンクコストってしってますか？
まあこれは、ビジネス用語で「回収不能になったコスト」のことなんですけど、これにかかる心理としては、
「これだけ時間も金もかけてつくしたんだから見返りがほしい」
という感じです。
恋愛でいえば、大好きな彼氏にこんだけつくしたんだから失いたくない！っていう感じ。笑
お金でいえば、例えばFXにこんだけの時間と労力費やしたのに、負けたまま終われるか！みたいな。笑
なんか、心当たりある人もいるんじゃないでしょうか？
手放せばすっきりするのに、過去に投資したあれこれが尾をひいて、撤退ができなくなるってやつです。
はっきりいえば、これが固執や執着を生み、メンヘラ化させるわけです。
投資家ぽくいえば、損切りができないって感じ。
この、サンクコストから生まれる感情とうまく向き合えるか？がメンヘラ化を防ぐコツです。その方法をこの下に書きます。
メンヘラ化を防ぐ方法は、陰陽和合
陰陽和合に関しては、また別の記事ででまとめるので軽く紹介します。
人間には陰陽どっちの感情もありますよね。これが片方しかないって人はいません。結局は、このバランスが重要なわけです。
ポジティブな人は、陽の感情が優位に立ってるわけです。でも、これが死ぬまで続くわけはありません。
ネガティブでメンヘラ化する人は、陰の感情が優位になっているわけです。もちろん、これも一生は続きません。
ただ、陰の感情は定着しやすく、立ち直りにくいわけです。その結果、思い詰めて鬱になってしまったり、拗らせてメンヘラになるわけです。
でも、要はこのバランスをしっかりとってあげればいいわけですよね。これが陰陽和合です。
これができると、メンヘラ化もなくなるし、変に調子乗るようなこともなくなります。
サンクコストから生まれる陰の感情を受け入れる
これをするだけで、メンヘラ化を防げるし、すっきりできます。
まず、最初の方に書いたように「陰の感情はあって当たり前」ということを理解しましょう。
誰かやなにかに固執するのも、人間なんだから当たり前。ふつうのこと。なにも悪くない。まずはそう受け入れることです。
これができないと、どんどん悪い方に考えてしまって、ドツボにハマるので注意。自然なことなんだと受け入れましょう。
その次に、なぜ自分はそれに固執してしまってるのか？それは本当に固執すべき重要なことなのか？その理由を紙にでも書いてみましょう。
おそらくですが、大抵はしょーもない理由で、そこまで多くもないはずです。笑
つまり、サンクコストから「失ったらダメだ」と思い込んでいたというだけ。大抵はそうです。
実際、固執をやめれば、しばらくはまあ悲しかったりしますが、数ヶ月経てばわりとどうでもよくなる程度のことであったりします。
僕の友人で、家族のために身を捧げて働き、離婚して心が折れた友人がしますが、この方法をおしえたところ、今ではあっさりとこう言っています。
「別に家族や子供がいたらいたなりの人生になるし、別れたとしてもそれはそれでそっち方面の人生があるだけ」
彼は今、完全に固執する感情を捨てて、ストレスフリーに生きています。
人生思ってるよりも固執すべき対象なんてないので、あなたも気楽に捨ててみてはどうでしょうか？
ぼくは、ただ自由が欲しかっただけでした。